20110124

オートクチュールだからできる表現

新婦のイメージは、エレガントで品がある方です。
やさしくて、おだやかで奥さんにしたくなる女性。
その印象をドレスに表現しました。

▼ドレス解説
ウエディングドレスは、普通の洋服とはまったく次元が違います。(あたり前ですが・・) でも、その当たり前が良く解っていないとダメ。
まず、必ず、新郎が向かって左に立ちます。だから、新郎とのバランスを考えることが大切。
そして、左に新郎がいるので、左にボリュームを持ってきたドレスは、新郎の存在とぶつかるし、当日ジャマになります。だから、すっきり感があり、構築的でシンプルな美さを表現してあげると良い。
また、スカートの左右のデザインを変えてあげると、写真を撮るときに立ち位置で、違ったドレスのイメージで2通りの写真になる。
スカートにボリュームがあるデザインでは、デコルテをすっきりさせて、上下のバランスをとり、新婦が気にしている、二の腕は、オーガンジーのオフスリーブでさりげに隠してあげる。

また、
ウエディングドレスでも、オートクチュールになると、普通に服飾専門学校を出ても、現地(仏)で職人に学ばないと、とても良いドレスになりません。
例えば、スカートの左へ流れるレイヤーの表現がそう。カーブしたサイドの先端が浮いてるでしょ?、これ、描くのは簡単だけど、作るのはすごいレベルが高い。工場生産のプレタだと無理。1着づつ、実際に着用する新婦に仮でフィッティングして、浮かせ感を調整して出す必要があるから。

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