1847年創業のハプスブルク家御用達
「ゲルストナー(Gerstner)」
ウィーンといえばカフェ文化抜きに語ることは出来ません
先日、ザッハートルテをご紹介したので、今度は老舗の人気店、ゲルストナーをご紹介します。
クラシックな店構えの割りに、店内に入るとカジュアルな雰囲気があり、パリのサロンドテのようにかまえる必要はありません。値段も同様に、パリのアンジェリーナやラデュレほど高くなく、手ごろで毎日でも気軽に利用できるのが、ウィーンカフェの特徴です。
ゲルストナーは、トルテ類の他にもチョコレート菓子の種類が多く、選択に飽きさせません。
肝心のトルテのお味ですが、重すぎず、食べやすい印象を持っています。
お菓子なので、どこの店が美味しいとは一概に言えず、個人の好みで分かれると思います。
シシィの愛した、すみれの花の砂糖漬けが有名ですが、ふわっとした上品な味わいが特徴的です。