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20121120

20120919

ブリューゲル「農家の婚礼」

農家の婚礼(1568年、ウィーン美術史美術館所蔵)
ソファーに座ってゆったり鑑賞できます
最初にブリューゲルが好きになったのは私が中学生のとき、有名な「バベルの塔」を見てその空想的でとても細かい描写に魅了されました。
今日、ご紹介するのはそのブリューゲルの代表作「農家の婚礼」です。
中央右奥の壁際にいるのが新婦で、はっきりその存在が解るのですが、新郎がどこにいるのか皆さんはわかりますか? 実はそれが今でも明確な答えはなく「謎」なんです

デザイナー Kazuhiko Tomiyam


ウィーン 美術史美術館のオフィシャルサイト http://www.khm.at/en/


以下は美の巨人で放送された内容からの引用です
今日の一枚は、ピーテル・ブリューゲル作『農民の婚宴』。ネーデルラントが生んだ北方絵画の巨匠であり、16世紀ヨーロッパ最高の画家と呼ばれたブリューゲルが、最も成熟した時代に描いた傑作です。
縦114センチ、横163センチの油絵には、農家の納屋で開かれている結婚の宴が描かれています。
長いテーブルの上には塩漬けの肉らしき御馳走があり、ビールも振る舞われています。背後には、壁のような穀物の山に、収穫祝いの象徴である2本の麦の束が 飾られています。そして緑の幕に紙の冠が吊るされています。これは、当時の結婚の風習だと言われています。その下には、ふっくらとした花嫁が頬を染めて 座っています。バグパイプの楽士たちの音楽と美味しそうな匂いに釣られて納屋の入り口には村人たちが押しかけています。
ブリューゲルは、農民の真の姿を描いた初めての画家でもありました。今日の一枚にも当時の風習が正確に描かれています。しかし、この絵には肝心の花婿の姿が描かれていないのです。


ブリューゲルの生い立ちは殆ど判っていません。
1551年、画家の親方としてアントワープの組合に加入したのが、彼の名を初めて歴史にとどめた記録です。その後、イタリアへ画家の修行に出掛けます。彼 の代表作『バベルの塔』は、その時に見た建築物をヒントに描かれました。アントワープに戻ったブリューゲルは、画家の仕事に没頭します。風習や風俗、生と 死、人間の罪と悪徳、風刺とユーモアを描き、壮大な人間劇場を1枚の絵の中で繰り広げていくのです。

ウィーン 美術史博物館
ブリューゲルは結婚を機にブリュッセルに移住します。この頃から、画家の作風が変わり始めました。都会から遠く離れた農民とその暮らしに興味を抱きます。 当時誰も描こうとしなかった農民を正確に描こうと、彼らの暮らしを見つめるため、祭りや結婚式があれば農村に足を運びました。そして、今日の一枚が誕生したのです。

20110826

Paris GALIGNANI

Photo:Kazuhiko Tomiyama / デザイナー冨山和彦

20110817

20110807

グラフィックアート

Graphic Design : Kazuhiko Tomiyama

パリで最も美しい橋と言われる、アレクサンダー三世橋のたもとで撮影。
その写真をベースに、同じ写真を、色分解して3枚に重ね、更に、モノクロに変換した画像を部分的に重ねている。そして、その上から、手書きでペイントを描きこんだ作品。一見、写真に見えるけど、写真の上に絵が重なっている。
この空も、肉眼で見ると、真っ白に見えている。でも、すごく暗く撮影すると、肉眼では見えない薄い雲が見えてくる。このトカゲも、棟も同様に、肉眼ではこのように見えない。ちょっと専門的な話になるけど、フォトショップでトーンカーブを変えても、色調を変えても、このような色の深みや、質感はでない。だから、写真に自分の心が感じる情景を描き込んでいる。

20110722

ゲテリリック 今のパリの映像表現

Yves Geleyn監督のショートフィルムが、今のパリの映像表現の最先端
キモカワにアート性が入る独自の世界観

20110719

Kazuhiko Tomiyama グラフィックアート in パリ 作品NO.401


今までやりたくても止まっていた、グラフィックアートの作品作りがパリに行って復活しました。

作品解説
日常的に私たちが生きている普段の生活を、超現実的な世界観で表現したかった。このロケーションはパリに住んでいる人は、日常に見ているはず。でも、ある一定の色を抜くことや、色相をズラすことによって、現実を超えた世界にTripした感覚になる。
この画面では詳細が見えないが、細部に渡って、人間の視力では見えない細かい細部を表現してあり、人間の視覚認識の限界と実態像のマイナスノイズを減らして表現してみた。

同じ撮影画像を複数重ねて、それぞれに色相類を持たせ、その上に、手書きで細部を描き込んだ。
苦労した点は、とにかく、画面の色がプリンターから出せないこと。
光の3原色RGBの特性と、色の3原色CMYKの特性が一致しない。光と色という、「反し対する存在」は、実在の原点が違うことを実感した。

20110325

オススメ美術館 ルクセンブルク大公国 CASINO LUXEMBOURG

一度は来てみたかった ルクセンブルク大公国の 「CASINO LUXEMBOURG」 という美術館に来ています。ベルギーのブリュッセルから鉄道で移動して、ドイツのケルンに行く前に数日だけ滞在しました。このときは、すっごく寒かった。雨も降ってたし、一人だし寂しい・・・。でも、そんなときこそ、美術館日和で作品に集中できるものだよね。
日本ではたぶん、ほとんど紹介されていない?、現代美術の女性アーティストemilie pitoisetの作品。


これ、本物の馬が寝てるように見えるでしょ?、実際は作り物で、美術的には「スーパーリアリズム/SuperRealism」と言われる表現。第二次世界大戦後に、抽象表現の対極的なアプローチとして、EUやアメリカで広まった芸術表現です。リアルな表現は最初、絵画から始まって、写真?絵?、と思うような緻密でリアルな絵が登場しました。


私も子供のころに初めて見たときにびっくりした。これは、思うに、エアブラシの登場により可能になった表現だと記憶しています。やがて、スーパーリアリズムは、有体物に幅を広げ、このような本物そっくりの馬を作れるようになりました。これは、シリコンの登場が大きく貢献していると思う。触っても人間そっくりな作品もあるよね。


非有機的存在、つまり無機物が有機物化することによって、有機物とは?、つまり、生命とは何か?を問いかけているように思え



逆に、このような作品が、抽象主義的な表現になります。スーパーリアリズムは、リアルに表現するわけだから、
「すでに存在する何か」を題材にしますが、


抽象表現は、存在する何かをテーマに、その存在から、「本質を抽出して表象化」、つまり、これが「抽象の原理」です。

単純に、わけがわからない、殴り書きや、意味がない表現は、本当の意味での、抽象作品と言わないと思っています。

20110120

現代美術 トランスフォーメーション

みなさん現代美術はお好きですか?
難解に思える現代美術ですが、正しく捉えよう、という気持ちがより難しくさせるものです。アーティストと話しをすると、「意味は多様であり、正解はない、感じてもらえればそれが一番の正解」と話していたことがあります。
近年のArt作品の特徴に、映像作品がかなり増えました。絵筆で芸術を表現していた時代から、表現手法は多様に拡散してきたことは良いことだと思っています。また、絵筆では表現できない作者の意図も存在するでしょう。
 
今、もっとも現代美術界で人気の「マシューバーニー」の作品です。
私が始めて作品を直接見たのは、10年以上前になりますが、そのときは久々のスターアーティストの出現を感じたものです。彼は、Art以外に、医学が専門であり、アメフトの選手で、Fashionモデルもやっていた経歴の持ち主です。パートナーがビョークであることも同時に話題に上がります。表現にも、医学的見地からのテーマが多様に使われます。また、スポーツマンだけに自らの肉体を表現手法に組み込む作品も多様に見られます。
首もとのシワが見えますか? これは、魚の鰓(えら)を表現しています。
この作品もビデオインスタレーションで、一連の映像によって作品が表現されています。
人は命を司ってから多様に変容していきます。受精する時点では、古代の生命体を彷彿させる、単細胞生物の形から細胞分裂を繰り返し、やがて、初期の魚類に、そして、両生類から、地上に上がり、高等霊長類、哺乳類へと進化と変容を繰り返します。ここまでは、母親の母体の中で舞台が繰り広げられるので、私たちが目にするときには、新生児として「未熟な人間」として出現を受けれます。
この作品では、特に、出産から成長、老化し死に至るまでの変容で、メンタル的にも、身体的もトランスフォーメーションする思春期の女性に焦点をあてて作品を表現しています。
ナイーブで、デリケート、しかし、主張と誇張もあり、多様に変容するメンタルの時期であり、同時に初潮や大人の女性へと身体が変容する時期、この、今の変容と、生命が持つ古代からの変容を併せ持ち作品は展開されます。
人類のトランスフォーメーションの人類学的な歴史は、
「人間の動物化」と、「動物の人間化」です。難しく聞こえるので、簡単に説明すると
動物の人間化とは、例えば、アニメで動物が人間のように話し、振る舞う様に見て取れます。不思議の国のアリスに出てくるうさぎとかね。
他方、人間の動物化とは、アフリカで野獣のかぶりものをして宗教的に舞っているさまがそうです。これは、日本の古代からの伝統的な祭りでもみることができます。
上記の作品は、人間の動物化を表現しています。新しく、斬新に見えますが、人類は古代から、「人間の動物化」を表現してきました。
(ブログを書く時間がなくなったので、ここからは後で説明いれるね。今日はこれから、年末調整書類の作成をしなくちゃいけない。)


20110119

東京都現代美術館 オランダのアート&デザイン展

東京都現代美術館 オランダのアート&デザインに行ってきた。
アバンギャルドでも、どこかしら有機的ソフトタッチでフレンドリーな感覚。
去年、オランダに行ってきたけどベネルクスデザインって、スカンチナビアンとちょっと違うよね。
アクリルの作品作るときって気泡すっごい気になるよねでも、この作品は良く出来てた。
これはミラノサローネに出てたよね使い心地じゃなくて、コンセプチュアルな作品。