
古いものは17世紀もあります。一度ドレスに使っても、レースは丁寧に外されて、今度は娘のウエディングドレスに使う。そういう習慣がパリにはあった。
最近は使い捨て文化が若者に浸透し、王家か領家の結婚式くらいにしか見かけなくなったのが現状。
パリのレースの歴史とともにあるHURELのレースが入手できるようになって、その貴重なレースを使って、ドレスを作れるようなりました。
しかし、この写真のような貴重なアンティークレースやHURELのレースを使ってドレスが作れるのに、新婦には、その歴史的な価値や、ウエディングドレス自体をなぜ着るのか、その意義がなかなか伝わらない。
流行だけでドレスは選んではいけない

知って欲しいのは、本物は決してすたれないこと
グレースケリーが美術館のアンティークレースを自分のドレスに使った理由は、本物のレースだけが持つ普遍的な美しさに魅了されたから。だから、この写真のように、何十年前の写真なのに、今見てもグレースケリーは美しい。歴史の継承がもつ普遍的な美しさがあるから。
Designer KazuhikoTomiyama