20160921

フランス ペルージュ 今日はここでお仕事中




真剣にラフデザインを描いています。
しかし凄いですね昔の人は、手間の掛け方が桁違いです


France Perouges

便利なストリートビューであなたもヴァーチャルお散歩してみて下さい。
中世の街並みは絵本のような世界ですよ。でも、本当に行くとなるとちょっと大変かもしれません。成田から飛行機、パリから鉄道、リヨンから地元バスを乗り継いで、最後は歩いて山登りが待っています。

新婚旅行にもフランスの美しい村はオススメですよ。


20160920

フランスで最も美しい村に選ばれた 「ペルージュ Perouges」

リヨンを経由して

Perougesに着きました

View Monsanto Portugal

Monsanto
 is a village and a former civil parish in the municipality of Idanha-a-Nova, Portugal. In 2013, the parish merged into the new parish Monsanto e Idanha-a-Velha. It covered an area of 131.76 km² and had 828 inhabitants (June 30, 2011). It was the principal town of the concelho between 1174 and the beginning of the 19th century, and the county seat in the period of 1758-1853. In recent decades, Monsanto has become popularly known as "the most Portuguese village of Portugal" in a class of twelve classified historic villages in Portugal. The emblem of Portugal, the Silver Rooster (Galo de Prata), designed by Abel Pereira da Silva, can be seen atop the Clock Tower or Lucano.


Kazuhiko Tomiyama

モンサントは、ポルトガルの東部、スペインとの国境付近のエストレラ山脈の東にある小さな村で、ポルトガルで最もポルトガルらしい村といわれています。
標高758メートルに位置し、他の場所にはないごつごつした大きな石がごろごろしており、この特異な地形から昔は聖なる場所として崇められていたそうです。そしてここに住む人々はこの大きな石を利用して家を建てています。
この石は、地中のマグマが雨で冷やされ固まったものが後に地上に表れたものだそうです。

個人的な私見ですが、溶岩石の影響か他の土地にはない磁場を個人的には感じました。このような特異な環境や磁場がこの山を聖地化しているのでは?と感じました。

20160530

パリは100年で何が変わって、何が変わらなかったのか?

オペラ前の広場


リュクンブール公園


オペラエントランス


エッフェル


プランタンの交差点


ellf.ru

"Окно в историю" благодаря снимкам Жюльена Кнеза (16 фото)

Французский фотограф Жюльен Кнез (Julien Knez) не только любит делать красивые фотокарточки, он еще изучает историю своего любимого Парижа. Так, автору попались снимки, сделанные в период с 1871 по 1968 год. Он взял их и отправился к тем местам, которые были изображены на картинках. Жюльен объединил исторические снимки с реальностью и получился интересный проект под названием "Окно в историю". Приглашаем вас туда заглянуть!

20160515

披露宴カラードレスのデザインをしました

お花はすべて生花です。そのため前日の夜中にドレスが完成しました。数百本のバラやあじさいをメインに仕上げました。
すべて生花でドレスを作るのは初めてで、いつか内田さんが結婚するときに実現しようと密かに構想していたデザインです。

このドレスに込めた想い
昔ニューヨークでこんな話を聞きました。「女性にとって最高の喜びは、花束と、ドレスを大切な人から贈られること」この言葉にインスパイアされ、「花束をドレスにして、花束を抱きしめるのではなく、花束に抱きしめられるドレスにしよう」(ちょっとキザな言い方でスミマセン)
美しきものは 儚き(はかなき)運命と共に
夏の花火も、夕暮れの陽光も、このドレスの花も同様に儚き運命と共にあります。この後、数時間後にこのドレスは永遠に消えてなくなってしまいますが、その思い出は一生を貫く一瞬として記憶されることを願っています

20150806

コンテンポラリーな芸術科学都市と、地中海沿岸らしい古い町並み


ノスタルジックな面影を残す建物と、フューチャリスティックでコンテンポラリーな建築が混在する街です。

フェリペ王子科学博物館

設計デザイン バレンシア生まれの建築家・構造技術者サンティアゴ・カラトラバ
マドリード生まれのメキシコの建築家フェリックス・キャンデラ
レミスフェリック(L'Hemisfèric)

現代的な街かと思うと、海沿いには地中海沿岸の古い町並みらしい趣きのあるストリートがあります

20150801

1960年代のFallera スペインで最も豪華と言われる歴史を感じます 素晴らしいですね



もともとが宮廷衣装だっただけに、そのオーラは歴史と伝統を感じさせ、とても美しいです
普遍的な美しさは、現代のジャパニーズカワイイ系には真似のできない芸当です
でも、日本にもスペインやフランスに負けない「きもの」文化があります(と、一応 呉服屋生まれとして自己主張してみました)

20150731

「Fallera」 ドレスデザイン 今日はディティールとヘアスタイル

Fallera ドレスのデザインが決まり、細かいディティールのツメをしています。
袖はパフスリーブにこのレースを入れることで決定。

伝統を受け継ぐクラフトマンからのアドバイスを尊重してクラシックなスタイルを基本としました
専用に作られたレースをスカートのフロントに入れる特徴があります。
チュールに織りでレースが入り、さらに、その上に伝統的な形のスパンコールが縫い付けられています。ミシンやロックは使うものの、細かい箇所はすべて手縫いで仕上げています。

▼ちょっと専門的なお話し
生地が手間のかかる「はた織り」で、日本で言う西陣織にとても似ています。
そのため、色打ち掛けのように金糸、銀糸、絹糸を横糸として大量に使うため生地が相当に重く、厚みがあり迫力があります。

スカートの両サイドのドレープと、センターバックにボリュームを出し、バッスルラインのようにするために、写真のようなタックを大量に入れる必要があり、その補強が重要になります。
この部分はすべて丁寧な手縫いが入り、Falleraへの伝統を感じさせます。

スカート縁にも飾り縫い、編み紐、ブレード、ウェーブを入れて装飾性を高めています

1920年代のFallera 現代のものと比べるとスカートのボリュームが控えめになっていますね


あとは髪飾りコームはどれにするか?
すべて1点、1点をハンドメイドで作り、金細工師の伝統の技が生み出す逸品です。
一枚の金板を切り出しフォルムを作り、模様が入った金型を一つずつ打ち付けてながら全体のデザインが出来上がります。

伝統的なヘアスタイル実際に実演して見せてもらいました
髪型をどうするか?
伝統的なスタイルと髪飾りを入れてたいと思っていますが、そのままではセンターパートのフロントアップになるのでデザインを検討中
最後に記念撮影をして、今日の打ち合わせは終了
国は違っても伝統を受け継ぐクラフトマンとのコラボレーションは、とても良い刺激になりました。

20150729

Falleraの基本デザインは決定


新作Falleraドレスのデザイン

スカートは基本これで決定することにしました

写真では解りにくいですが、現物はとても迫力があります。

さすが、本場の宮廷衣装の歴史と伝統、職人技を感じさせます
(日本にあるなんちゃって色ドレスとは、使っている生地も、手間も、伝統も次元が違うなーって感じます)

また
日本の色打掛けと似た織りで、重厚感があり重いです。

トップスのジャケットのデザインはまだ検討中で、明日、職人と話をしながら決定する予定です

値段も伝統にふさわしく
最低でも50万 普通に80万 こだわると200万くらいになります。小物も全部、手作業のハンドメイドなのでプラス15万~くらいかかります。

さすがに、こちらでも一般の人がだれでも着ていることはありません。スペインは事実上の経済破綻に近いため、本当にお金に余裕がないと、さすがに着れないと思います。

また、
本来は招待資格があるようで、Valencia生まれの、Valencia育ち、敬虔なカトリック教徒に限り、選定委員会から招待を受け、その中から、その年のグランプリの女性が選ばれ、日本で言うミス・ユニバースのような敬意を受けるようです。

20150502

ウエディングフォトのポイント


■良い写真にするポイント

1,「ロケーション」と「小道具」が大切
ドレスやヘアメイクにこだわる割に、撮影はお任せする人が多いと思いますが、オシャレな写真にするために、例えば上記の写真のように、「背景」や「小道具」にもこだわりましょう

2,ドレス姿はフォーマルですが
それに相反する「自然」や、「カジュアル」な要素を取り入れると、逆に写真は よりフォーマル感やオシャレ感が高まります

3,自分の求めている写真をちゃんとカメラマンに言いましょう
立ち方、ふるまい方、しぐさに 「自然さ」 「慣れてる感」 があることが大切です。逆に、カメラマンから言われてガチガチのぎこちなさや、不自然な立ち方、無理な笑い をすると、見ている人に、その無理っぽさが伝わってしまいます。慣れて自然な振る舞いが出来るまで、何枚も撮影して、撮影されていることを忘れて、自然な振る舞いができる事が大切です

4、撮影後の加工で写真の良さは決定します
画像加工ソフト(フォトショップ)をどのくらい使いこなせるか?で、写真の出来は全く違ってきます。上記の写真も、元の撮影データから100項目以上の加工をしてあり、元の写真とは別物のように仕上がっています。つまり、どのような写真も加工処理の出来が良さを左右します。
センスの良い画像処理をカメラマンにお願いするか、画像データを受取り納得がいくまで自分で加工して最高の写真を残しましょう

Designer Kazuhiko Tomiyama


20150419

個人的なひとりごと 「20世紀工業有機性は何を照らすのか?」


私達の日常生活に見慣れたアーム型のデスクライトですが、普段使いの1個という既成概念に固執化された使い方から、単純に複数を同時化させるだけで、
まるで、「奇妙な生き物のような擬態的なフォルムに進化」するようです。

20世紀の産業革命以降 「消費財」という 大量に作っては廃棄する という新たな概念とスタイルを文明に組み入れた人類は、量産化させることに、今度は、自分を合わせ続ける という、、、
つまり 簡単に言えば
新しいスマホが出れば、その使い方に自分を合わせることが求められ、流行りの音楽も同じ曲を聞き続けることは、流行に遅れを取る自分を鏡で見るような心境になり、一瞬の価値しかもたない言葉をツイッターに、ラインに書き込み、瞬時に自分が消えていくことに慣れ

しかし、不思議なことに
自己の存在の希薄さに対して時代は、大いに寛容であり肯定的なようです。
19世紀以前、日常的な生活品のほとんどは貴重さを持ち、「使い捨て」という概念さえ存在していませんでした。もう、1冊の本を大事に-大事に、1ページ-1ページ、寝る前に読む楽しみも、本を抱いて寝る老若男女も絶滅したようです。

擬態化した人類
産業革命で工業製品と自分の肉体をくっつけ、コンピュータの登場で脳の機能を拡大し、情報革命で人格を拡張し、インターネットから自分を輸入することが日常になり、イタリア人外科医は臓器ではなく、頭部を移植する準備が現在進んでいるようです。

なのに時代は ナチュラル を求めている
今現在、私の仕事で圧倒的にデザインのコンセプトとして求められているのは、「ナチュラル」という志向です。街には「ゆるカフェ」が溢れ、ナチュラル志向が溢れ、溢れかえっています。
それは、全くナチュラルじゃないのに?。 思考・行動そのものが、そもそもナチュラルではないのに?

ナイチャーや、アースなら許容できる生命体の本質であるのならば、もう一度、なぜ今、時代はナチュラルを枯渇しているのかを議論しませんか?
余談ですが、昔「超地球的生命体」という思想がありましたね。

デザイナー 冨山和彦

20141114

Welcome Board / ウエルカム ボードのデザイン

大体30分くらいで描きました。

デザインのオーダーは
アンティークっぽく、いかにもありがちな甘い感じじゃなくして欲しい・・。でした。

どうでしょうか?

ちなみに
フレームの四つ角にあるゴールドのオーナメントも手作りしました。

20141025

デザイン日記 バルセロナデザイン 披露宴のテーブルアイテム 「席札」



バルセロナでデザインした プチギフトボックス



デザインは良い意味で裏切ることが大切

外側は、無機質で幾何学的な模様ですが、開けてみると、カラフルなポップアートのデザインにしてみました。

これは、開いた瞬間のサプライズ感と、中に入っているギフトがより、Happyに見えるように演出効果を狙いまいた。

20141018

ウエディング シート プラン



バルセロナの歴史資料館に行ったときに、伝統的な歴史書物にインスパイアされてデザインしました。

これを
ウエディングのレセプションで使う席次表にデザインアレンジしてみました

みなさん気が付きました?
これ、だまし絵になっています。実は、私は中学生のときからダリを尊敬していました。そのダリのお得意の技が「だまし絵技法」です
カラルーニャでダリの作品を見て、この技法を取り入れてみました。閉じているとわかりませんが、開いて遠目で見ると「王冠をかぶった人の顔」になっています。

20140927

バルセロナ日記 夜中のランブラス通り いやでも人生を考えますよね



The founding of Barcelona is the subject of two different legends. The first attributes the founding of the city to the mythological Hercules. The second legend attributes the foundation of the city directly to the historical Carthaginian Hamilcar Barca, father of Hannibal, who named the city Barcino after his family in the 3rd century BC

20140920

今日はインテリアパーツのお仕事



バルセロナで100年以上の歴史を持つ、職人がいまだに手作りで良質なブラスパーツを作り続けている「FERRETERÍA VILLA」に行って来ました。
店構えも風格ある佇まいですよね。

20140906

The Palau de la Música Catalana

The Palau de la Música Catalana

is a concert hall in Barcelona, Spain. Designed in the Catalan modernista style by the architect Lluís Domènech i Montaner, it was built between 1905 and 1908 for the Orfeó Català, a choral society founded in 1891 that was a leading force in the Catalan cultural movement that came to be known as the Renaixença It was inaugurated February 9, 1908.
世界遺産 Barcelona カタルーニャ音楽堂

The project was financed primarily by the society, but important financial contributions also were made by Barcelona's wealthy industrialists and bourgeoisie. The Palau won the architect an award from the Barcelona City Council in 1909, given to the best building built during the previous year. Between 1982 and 1989, the building underwent extensive restoration, remodeling, and extension under the direction of architects Oscar Tusquets and Carles Díaz.[2] In 1997, the Palau de la Música Catalana was declared a UNESCO World Heritage Site along with Hospital de Sant Pau. Today, more than half a million people a year attend musical performances in the Palau that range from symphonic and chamber music to jazz and Cançó

20140830

歴史的な建築物の修復工の視察

これ、建築に興味がない方は飛ばしてください あまりに専門的なネタ過ぎてゴメンナサイ

修復現場の外観
歴史的な建築物は、法的な制約があるので、外観を壊すことは出来ません(たぶん)
日本とは違う 部材やコンクリを使います
これが、欲しいんです。日本で入手出来ないので・・・

別に特殊な施工方法をしているわけではないのですが、
使っている砂やセメントが日本とは違うんですよね。
すごく、味があって良いでしょ?

日本のセメントは色気のないグレーでしょ
こっちは色が合いが違うんですよね
外観はクラシックでも、基礎の躯体はH鋼で補強がちゃんとされています

日が暮れるまで じっくり観察

とにかく、大変なことは、このようなヨーロッパの施工方法が出来る工務店が日本にないから
やり方を完全に自分が覚えて、日本の職人に教えないといけない。
これが、本当に大変です。材料も、部材も、ないし・・

そもそも私はデザイナーなので、施工技法なんて知らないよー